エコカラットは専用の副資材により更に綺麗に仕上がります
エコカラットは貼るだけでも綺麗ですが入隅〜入隅以外で施工しますと純正の副資材を使用する事で
更に綺麗に仕上がります。
出隅部分では種類により出隅役物が発売されています。(90°曲り役物とも呼ばれます)
代表的なエコカラットですとグラナスヴィストやルドラ、モザイク系も発売されています。
L字の施工や柱型などへの施工は躊躇せず使用しましょう。
303タイプなどは発売されていないので装飾見切り材などで小口を隠して綺麗に仕上げましょう。
出隅以外にも木枠等で貼り終いができない場合にはL型の見切り材を使用して小口を見せないように
仕上げるのがコツです。
副資材は適材適所で
今では種類が少ないですが長方形の345などは馬踏み貼りにする際、貼り出しに使う227.5サイズを
カットして貼らずに半マスの役物を使うと綺麗に仕上がります。
特に出隅部分や外壁からの断熱折り返しスリットに使う場合は半マス役物が無いと小端が綺麗に仕上がりません。
入隅部分は状況によりますが予算が無い場合は役物を使用せず見栄えの良い方向で勝ち負けをつけて施工しましょう。
予算がある場合には入隅用の役物タイルを使用して施工すると良いでしょう。
あとは職人の腕により何とかなる部分も大きいですね。
エコカラット面にピクチャーレール
エコカラットの面には画鋲が刺せなくなりますので絵などをかけるにはピクチャーレールが最適です。
しかし、このピクチャーレールは基本、後工事がベストです。
建築オプションなどで先に取付してしまいますとレールに付属するフックの干渉によりフック下までしか
エコカラットを施工できなくなってしまいます。
上記の理由からエコカラットの後か同時に施工する事をお勧めいたします。
理論的にはエコカラットを天井入隅部分まで施工してピクチャーレールをエコカラット面より手前へ下げて
施工する事によりエコカラット面へフックが干渉しないので問題無く「綺麗」に施工ができます。
例外として天井面へ埋め込み式のピクチャーレールですと付け直しができませんので
フック下までの施工となってしまいます。